お金を得る、報酬を得ることに直接つながることとは?
勤勉と節約のついてシェアします。
勤勉と節約なんてインターネットビズネスという言葉からは
あまり浮かばないですよね。
でも最終的に身を守るためにとても必要な
考え方だと思います。
IT企業でお金持ちになり六本木ヒルズに住んでいる
社長の奥様が
「お金がなかった頃に、レシートの裏をメモに使っていました。
その頃の気持ちを忘れないために、今もやっています。」
というようなことを言っていました。
どんなにお金が入ってもお金にコントロールされるのではなく
お金をコントロールする側でいたいですね。
以下に
人格を磨き、徳を積むことを基本として、ビズネスで勉強と工夫で大きな富を
気づいたベンジャミン・フランクリンの本を紹介します。
経済史上、「若き商人への手紙」は、
ビジネスのあり方を変えたものとも言われている。
それは、勤勉に働くこと、誠実であること、信用を得ることが、
お金を得る、報酬を得ることに直接つながることを解明したからである。
特に欧米では、キリスト教(カトリック)の教から、
貨幣が貨幣を生むとか、お金に利子がつくとか、
勤勉に働いてお金を稼ぎ、
富を蓄えることがよいことであるとはみなされなかった。
これを変えたのがいわゆるプロテスタント信徒の倫理だった。
その倫理性を体得した上で、自然な形でビズネスの行動規範、
人生規範として表現し、世界中に影響を与えたのが
ベンジャミン・フランクリンだった。
「若き商人への手紙」(Advice to a Young Trademan)
・ 時は金なりということを忘れないでください。
1日働けば10シリンや稼げる者が
半日で歩いたり、家の中で何もせず怠けていたりしたら、
その気晴らしや怠惰に6ペンスしか使わなかったとしても、
それだけが支払わされたと計算してはなりません。
本当はその他に5シリングのお金を使った、
というよりはむしろ捨てたということになるのです。
(中略)
要するに富への道は、それを望めば簡単なことなのです。
それは、取引のやり方と同じなのです。
二つの言葉が重要です。勤勉と節約です。
時間とお金を決して浪費せずに、この二つを最大限に活用してください。
まじめに働いてお金を得、必要な支出を除いて、
得たお金を貯金するのです。
こうすれば、必ずお金持ちになります。
正直に努力するすべての人に
祝福をお与えになる神様が司るこの世界においては、
必ずそうなるのです。
「若き商人への手紙 (Advice to a Young Trademan) 」
ベンジャミン・フランクリン著 法令出版
それでは、また!!